今回は神奈川県横浜市にある横浜相原病院の省エネを紹介します。3棟の建物で、およそ400名のスタッフが働く地域に根ざした病院です。こちらでは毎朝2回エアコンを操作しているといいます。浜口調査員はいまの病院内をちょうど快適な体感温度と感じている様子。そこで達人は早速エアコンを操作しにいきました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約10%削減
2013年(2012年比)
省エネ施策
- 電力ピーク時に各フロアのエアコンを5分間切る
省エネ施策
1 愛し愛される医療をめざす病院
2 体感温度に変化はあった?
エアコンを操作して10分後に戻った達人は、再び浜口調査員に体感温度を尋ねましたが、先ほどと変わらないようです。しかし、達人は病院内のエアコンをすべて停止してきたというのです!ただし、ずっと消したままというわけではありません。どのようなルールが定められているのでしょう?
3 エアコンの操作方法とはいかに?
達人はすべてのエアコンを消してから、またつけるという作業をしています。まずは最上階から1フロアずつエアコンを停止し、もう1度最上階に上って再びエアコンをつけていきます。この作業にかかる時間は5分、フロアの移動時間を上手に活用することで、温度に影響のない範囲でエアコンを操作しています。
4 患者さんやスタッフに快適な環境づくり
この作業を病院の電力ピークである9~10時のあいだに2回行うことで、契約電力を10%改善できました。スタッフは「身体で感じない程度のエアコン操作なので、よい取り組みだ」と話します。患者さんやスタッフが暑さを感じることなく、省エネできるんですね!
電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。
企業プロフィール
- 会社名
- 横浜相原病院
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 業種
- 病院
- 従業員数
- 410人(2014年5月1日現在)
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