本格的な夏まであと少し!とはいっても、十分暑い日が続いていますね。日本は高温多湿な気候、夏場の平均湿度は75%を超えるといいます。そこで気をつけたいのが食べ物の腐敗!今日はお弁当づくりの注意点について紹介します。なるべく食材を腐らせないよう工夫することで、食品ロスを減らしましょう!
彩り野菜はNG!?
夏のお弁当づくりのポイント
- その他
食材が腐りやすい季節に…
菌が好む3つの条件って?
お弁当を開けるとぷ~んと臭う…ご飯が糸を引いている…なんて経験は?これらが腐る原因は菌の繁殖によるもので、食べると食中毒を起こします。菌は栄養・湿気・20~40℃の生ぬるい温度が大すき。お弁当は菌が繁殖するのにピッタリの住処なのです!その菌を撃退するには、どのような対策が有効なのでしょう?
あの食材もNGだった
まずは、すべてのおかずに火を通すこと。彩りにトマトやレタス、フルーツなどを添えるときれいですが、生ものは水分が出て腐敗の原因となります。また、水分をたっぷり吸い込んだ煮物なども要注意です!そのほか芋類、卵(マヨネーズ含む)、ハムなどの加工食品なども腐りやすい食材です。
菌が好む環境をブロック
また、食材はしっかりと冷ましてから詰めましょう。アツアツのままフタを閉めると、蒸気が菌を呼び寄せてしまいます。さらに殺菌効果のあるすっぱい梅干しや、酢・生姜・わさびを使った料理を入れると菌の繁殖を抑えられます。少量のわさびや生姜をフタに塗っても効果があるそうですよ。
美味しく食べることも地球を救う
外仕事や学校などで、お弁当を冷蔵庫に保管できない状況でも健康に食べてもらいたいですよね♪菌が好きな栄養は取り除けませんが、湿気と温度に注意して、美味しいお弁当づくりに挑戦してみてください。そして廃棄する食材を少なくしていきましょう!