今回の出演は大阪府東大阪市にある「らでぃっしゅぼーや株式会社 大阪センター」(現オイシックス・ラ・大地株式会社)。
安全な有機野菜、無添加食品や環境負荷の少ない日用品などの宅配通販サービスを展開しています。同所の省エネとエコへの取り組みについて達人に伺いました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 配送用段ボールを15回繰り返し使用
- ビニールカーテンで、倉庫の冷気を逃がさない
- 空調にファンをつけサーキュレーターを併用
- 「『スキのないセンターに!』10カ条」の読み上げ
省エネの背景
省エネ施策
1 省エネ・エコへの高い意識
同所では、配送の段ボールは15回繰り返して使用し、最後に資源として再利用するなど、積極的に資材をリユース・リサイクルしています。
また、倉庫の入り口にはビニールカーテンを設置し、庫内の冷気を逃がさないための工夫も。配送車はCO2排出問題を考慮し、天然ガス車やハイブリッド車を使用してきました。
2 空調とサーキュレーターの併用
達人は、所内で徹底した省エネに取り組みました。夏は空調の温度を常に28℃に設定し、暑い夏を乗り越えるために空調にファンをつけたり、
サーキュレーターを併用したりすることで冷気の循環を工夫。電気代約10%の節約に成功しました。当初、従業員からは「暑すぎる」という意見もでましたが、省エネの結果に納得し、
取り組みに協力してくれるようになりました。
3 「『スキのないセンターに!』10カ条」でムダをなくす!
さらに電気代の削減を目指した達人は、ムダを減らし、スキのない事業所づくりに挑戦。「『スキのないセンターに!』10カ条」を作成し、
朝礼時に従業員全員で読み上げました。
その結果、離席するときはパソコンモニターの電源を消し、使わない部屋の消灯も徹底されるなど、所内全体の省エネ意識が向上しました。
また、冷凍庫内で働く従業員のためにトイレに設置した便座ウォーマーも、使用後は必ず便座のふたを閉めるよう呼びかけました。
4達人にとって省エネとは?
「省エネはイベントやブームではない」と語る達人は、日常的に自分でできることを地道に続けることが大切だと考えています。
西日対策として琉球朝顔を植えてグリーンカーテンをひくなど、これからもアイデアを出し続けることで省エネ活動に力を入れていきます。
企業プロフィール
- 会社名
- らでぃっしゅぼーや株式会社 大阪センター(現オイシックス・ラ・大地)
- 地域
- 大阪府東大阪市
- 業種
- 食品宅配
- 従業員数
- 45人(2011/1/1現在)
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