そろそろ春に向かって暖かい日も増えてくる頃。冬にお世話になった暖房器具をしまう日も近いのではないでしょうか。
さて、皆さんは暖房器具を使ったそのままの状態で収納してはいませんか?収納前に適切にお手入れすることで、来シーズンも気持ちよく効率的に、
そして長く安全に使うことができます。今回は代表的な暖房器具のお手入れ方法を紹介します。
※暖房器具は高温になるものが多いので、必ず電源を抜き、粗熱を取ってからお手入れしましょう。
来シーズンに備えて
お手入れしてからしまいましょう
- 電気
- ガス
電気ストーブ
電源を抜き、本体表面は布で汚れを拭きます。汚れが取れない場合は中性洗剤を含ませて拭き取りましょう。
フィルターのほこりも掃除機で吸い取りきれいにします。収納時はビニール袋を被せてから箱に入れるとほこりが付きにくくなります。
ガスストーブ
電気ストーブと同様に本体表面の汚れを取り、エアフィルターのほこりを掃除機で除去します。
水洗いできるものは少量の中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗います。シーズン中も1週間に一度を目安に掃除することで暖房効率の低下を防ぎます。
石油ストーブ
反射板を柔らかい布で拭き、燃焼筒周辺が汚れていないか確認します。ほこりやタールが付着している場合は取り除きます。
最後に空焼きを行い、燃料タンクを空にしてから収納しましょう(空焼きはにおいが出るので注意しましょう)。
エアコン
冬も夏も大活躍のエアコンですが、使用頻度が高いため、汚れもよく付きます。週に一度、掃除機でフィルターを掃除しましょう。
また、春や秋など使用頻度が少なくなる時期でも表面や上部に付着するほこりは小まめに拭き取り、フィルターを洗浄しましょう。
最後に
普段のお手入れの頻度で暖房器具の運転効率や寿命が変わってきます。
まずは暖房器具に付属の取扱説明書を一読し、次のシーズンも気持ちよく暖房を使うためにしっかりとお手入れをしてから収納しましょう。