2021年8月25日更新 Vol.195

もうすぐ防災の日!
非常食の確認をしよう

  • リサイクル・その他


9月1日は防災の日。この時期は学校や企業でも避難訓練が行われることが多いですね。 また近年では震災に留まらず、水害や豪雨などの災害も増えており、非常用の持ち出しバッグを準備している方も多いと思います。しかし準備だけで安心してしまいがちなのが非常食。 長期保存できるからといって何年もそのままにしていませんか?これを機に家庭や職場などで、防災グッズや非常食を見直しましょう。

非常食を食べてみよう

非常食の保存可能な期間は長くて5年ほど。賞味期限を迎える前に定期的に入れ換えを行いましょう。 市販の缶詰などはそのままおかずとして食卓に出せるものもありますし、乾パンやビスケットもおやつのほかに、工夫して食事にもアレンジできます。 また、非常時に口にする食品がどんなものか知るためにも、入れ換えを機に一度食べておくのも大切ですね。

非常食アレンジのヒントはコチラ
【コラム】いざというときの備え 定期的にチェックしましょう

普段使いしながら備蓄するローリングストック

ローリングストックとは、非常食としてではなく、日常的に使う食材を少し多めに買っておき、消費したらそのぶんを買い足していく方法のこと。 レトルトカレーやフリーズドライのスープ、缶詰などが挙げられます。 普段使いしながらローリングストックを意識していれば、いざというときに賞味期限切れの心配がなく、慣れた味を食べることができます。

農林水産省:ローリングストックについて知りたい方へ

フードバンクに寄付

家庭での備蓄であれば数日で消費できますが、企業などである程度の量を備蓄している場合はフードバンクに寄付するのも社会貢献にもなるひとつの方法です。 フードバンクとは余剰している食糧を集め、福祉施設や生活困窮世帯へ配布し、健康的な食事をサポートする事業です。 ただし多くの団体は賞味期限が1ヵ月以上ある食料のみを受け付けているため、食品ロスをなくすためにも非常食の管理と見直しは早めに行いましょう。

【コラム】ご存知ですか?フードバンク活動

備えあれば憂いなし

非常食の確認も大切ですが、常備薬や非常用照明や携帯電話用のバッテリーの確認も忘れずに行いましょう。 防寒具や携帯トイレなども家族構成や社員数によって必要個数やラインナップが変わってきます。 なにが必要かわからない方は内閣府や市区町村、自治体の防災のページなども参考になります。日頃から備えておきましょう。

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