第312回の出演企業は「ナップス 三鷹東八店」。東京都三鷹市のバイク用品店です。
バイク用品やパーツの販売をはじめ、専門スタッフによる整備・点検などのサービスも行うこちらのお店は、多くのライダーが足を運ぶ人気店です。
省エネ経済効果・費用
お手軽度 
電気使用量
約29%削減
2015年（2010年比）
電力ピーク
約30%削減
2015年（2010年比）
省エネ施策
- エアコンの入れ替え
- エアコンの稼働台数を状況に合わせて調整
- 照明をLEDに入れ替え
- 開店前、閉店後の照明の使い方をルール化
省エネの背景
ライダー御用達の人気店
省エネ施策
1 夏の熱気が悩みのたね
ここでは、店舗の屋根が断熱性の低いトタン屋根のため、夏になると店内にこもる熱気が悩みのたねとなっていました。快適な店内を維持するためにエアコンをフル稼働させることがあり、それが電力ピーク上昇の原因となっていました。
夏場の電力ピークを抑えよう
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗など（高圧契約）の場合、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。だから、夏場のエアコンの使い方を工夫してピークを抑えることで、年間の電気代の削減も見込めるのです。
2 エアコンの交換とさらなる工夫
達人は店内で20年以上使用してきた古いエアコンに着目し、25台のうちもっとも使用頻度の高い場所にある12台を省エネタイプのエアコンに交換。使い方も工夫して、さらなる省エネに取り組みました。
まとめ
電力ピーク、使用量ともに削減
その工夫とは、お客さまの動きに合わせ稼働台数をコントロールすることです。たとえば、お客さまがライダースーツを試着する際などは特に暑さが気になるもの。スタッフ同士がインカムで連絡を取り合い、連携してエアコンの調整を行います。こうした工夫で、お客さまに迷惑をかけない状況を守りながらも、電力ピーク30％ダウン、電気使用量29％削減の省エネ効果を実現しました。
企業プロフィール
- 会社名
- ナップス 三鷹東八店
- 地域
- 東京都三鷹市
- 業種
- バイク用品販売
- 従業員数
- 30人（2015/10/1現在）
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