省エネと施設環境の両立には
二段構えのチェック体制がカギ!?

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

13%削減
2015年(2014年比)

電力ピーク

10%削減
2015年(2013年比)

省エネ施策

  • 電力ピーク時に、事務室のエアコンをオフ
  • 現場スタッフと事務スタッフが温度を二重チェック
  • 室外機を遮光ネットで覆う
  • 風呂に保温シートをかぶせる

省エネの背景

琵琶湖の南西部に位置する介護施設

第311回の出演企業は「ケアタウン南草津」。滋賀県草津市の介護老人保健施設です。
充実した介護環境と、個人の生活を尊重した居室を備えたこちらの施設では、入居者一人ひとりに優しさと思いやりのケアを提供しています。

省エネ施策

1 電力ピークは夏場

ここでの電力ピークの原因は、夏場のエアコン稼働。介護施設にとって欠かせないエアコンですが、達人は入居者の生活を第一に考えながらも二段構えのチェック体制を実施することで、電気使用量13%削減、電力ピーク10%ダウンを実現しました。

2 そもそも電力ピークとは?

電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う施設や企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。だから、電気を使用する時間帯をずらしてピーク時の電力使用量を抑えることで、電気代の削減も見込めるのです。

3 朝と昼過ぎの注意時間帯

実際の電力ピークは、施設の活動が始まる朝9時頃や、気温の上がる昼過ぎ。多くのエアコンが一斉に稼働する時間帯です。達人は、電力ピークが近づくと入居者などに影響の少ない事務室やスタッフルームのエアコンの稼働を調整するなどして電力ピークを抑えました。

まとめ

2段構えの温度管理

各所で管理者によって調整された設定温度は、さらに事務スタッフがダブルチェック。2段構えの温度管理を徹底することで、入居者にとって過ごしやすい環境を保ちながらの省エネを実現しました。

企業プロフィール

会社名
ケアタウン南草津
地域
滋賀県草津市
業種
介護老人保健施設
従業員数
90人(2015/7/1現在)

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