第301回の出演企業は「阿蘇プラザホテル」。
熊本県阿蘇市にある温泉ホテルです。絶景を見渡すことのできる露天風呂をはじめ、地元食材を利用した四季折々の料理が自慢のこちらの宿では、お客様の快適性を損なわない省エネ活動が行われてきました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約7%削減
2015年(2014年比)
省エネ施策
- 予約状況に合わせて使用するフロアを絞る
- 冬場の露天風呂の営業時間を短縮
- 客室のポット・冷蔵庫を省エネタイプに変更
- 深夜のロビーは照明オフ
省エネの背景
阿蘇の山並みを望む温泉ホテル
省エネ施策
1 客室フロアをまるごと消灯
始めに着目したのは、使用する客室の決め方。ここでは予約の状況に合わせて使用するフロアを絞り客室を決めていきます。そうやって宿泊客のいないフロアを作り出すことで、廊下などの照明・エアコンの使用を抑えているのです。
2 客室設備の入れ替えも
お客様にご利用いただく客室でも、ポットや冷蔵庫を使用するときだけ電源を入れるタイプに変更。さらに夕食時は、お客様が部屋を出た際に、布団敷きを終えたスタッフがエアコンを弱めに設定し、照明を切り替えるなど工夫しています。
3 露天風呂の使い方
ホテル自慢の露天風呂では、冬場の使用時間が省エネのカギとなりました。このエリアは冬場の夜間になると気温が0度近くまで冷え込みます。そこで達人は露天風呂の利用状況を見直し。お客様への配慮と省エネを目的とした大胆な時間設定を決断して、電気使用量の削減につなげました。
まとめ
お客様の快適性と省エネ
どこで、どのタイミングで省エネが出来るのかを見極め、客室や露天風呂など各所で大胆な取り組みを積み重ねた達人。電気使用量7%削減という成果にまだまだ満足せず、これからもお客様の快適性と省エネ活動を並行していきます。
企業プロフィール
- 会社名
- 阿蘇プラザホテル
- 地域
- 熊本県阿蘇市
- 業種
- ホテル
- 従業員数
- 80人(2015/12/1現在)
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