風邪をひきにくくなる
たくましい身体づくりとは？

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約36%削減

2015年（2014年比）

第300回の出演企業は、滋賀県草津市にある「みのり保育園」（現：認定こども園みのり）。こちらの保育園では乾布摩擦や裸足保育などのプログラムを取り入れ、子どもたちのたくましい心と体の成長を目指しています。

朝7時の開園後、徐々に登園する子どもたちの人数に合わせてエアコンの稼動数を調整。10時になると外に遊びに行くため、エアコンを停止します。

以前は2面ある床暖房を同時に稼動させると、他の機器の使用と重なって電力ピークに…。現在は1面ずつ交互に稼動させるようルールを設けました。

電力ピークとは、一日の中で最も高い消費電力値のこと。電気を使用する時間帯をずらしてピーク時の使用電力を抑えることで、電気使用量の低減が見込めます。

エアコンや床暖房の稼動を最小限に留めることで、子どもたちは温度調節ができる身体になり、たくましく育ちました。園のおかげです。

暑さや寒さに対して過剰に環境を整えると、本来人間が持つ適応力が衰えてしまう。子どもたちのたくましさを育てる教育方針が、省エネにも活かされていました。