熱湯VSぬる湯！
それぞれの好みを叶えて省エネ

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約44%削減

2015年（2012年比）

今回は静岡県函南町にある老人ホーム、シフティーン熱海の省エネを紹介します。県内で4ヵ所の老人ホームを運営している株式会社シフト。なかでも45名の入居者が生活しているこちらの施設は、もっとも積極的に省エネに取り組んでいるそうです。今回は達人がガスの省エネ方法を教えてくれますよ♪

浜口調査員が案内された機械室にはガス設備。これが省エネに関係しているといいます。こちらではガスで水を温め、これを循環させて暖房として使用しています。肌寒い日もあり、梅雨の時期までエアコンを稼働させていますが、その分達人は細かく温度調整することで省エネしています。

以前はガスの出力を簡易的にしか調節できませんでしたが、現在は機械を改良し、気温に合わせて細かく温度を設定できるようになっています。
また、お風呂ではこれまで入居者の要望に応えようと思うあまり、ガスを無駄遣いしていたという達人。どんなことが原因だったのでしょうか？

それは「熱いお湯に入って運動したい」「ぬるいお湯が好き」といったお湯加減の好み。以前は好みに合わせて、水を加えたり追い焚きをしたりを繰り返していましたが、熱いお湯が好きな入居者から順に入浴してもらうよう順番を変えました。こうしてガスの使用量改善を実現しました。