スポーツジムのメリハリ点灯法
滞留時間が見極めのカギ

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約29%削減

2013年（2009年比）

今回は富士山の麓、静岡県富士市にある株式会社リムスポーツの省エネを紹介します。地域住民の健康づくりを支えるフィットネスジムとゴルフ練習場を備えた歴史あるスポーツクラブです。こちらではメンタルトレーニングが省エネにつながっているそう。一体どういった取り組みなのでしょうか？

同じ省エネに取り組むのでも、スタッフが上から言われて嫌々やるのと、自発的にやるのでは結果が違うと考えた達人。そこでスタッフがワクワクして省エネに取り組めるようトレーニングを行っているといいます。達人は頭ごなしに命令するのではなく、スタッフの意見を取り入れながら省エネしました。

まるでスポーツのコーチと選手のように、まずはスタッフに省エネの手順や方法を考えてもらってからアドバイスすることで、自然に省エネ意識を高めているのです。フロントに向かうと照明が間引きされています。お客さまの滞留時間が短いため、少しずつ照明を調整しながら必要最低限の明るさを見極めました。

建物内では必要な明るさを見直し、お客さんに危険が及ばないよう配慮しながら滞留時間の短い階段や通路などの照明も間引き。また、ゴルフ練習場では日が暮れるにつれて暗くなる場所から順に照明を点灯するといった工夫も行っています。