ケーキやアイスを買ったときについてくる保冷剤。捨てるのはもったいないと冷凍庫の中にたくさん溜めていませんか?
お弁当を保冷したり、暑い日に身体に当てて涼をとったりはするけど、それ以外の使い方って考えたことないような…。
実はこの保冷剤、さまざまな活用法があったんです!
ひんやり冷やすだけじゃない?
保冷剤の活用方法
- リサイクル
もったいなくてついつい…
その前に、保冷剤ってなにでできているの?
日本国内で出回っている保冷剤の多くは、水と吸水ポリマー(ポリアクリル酸ナトリウム)でできています。吸水ポリマーはおむつなどに利用されている吸水性の非常に高い素材です。
今回はこの吸水ポリマーが使われている保冷剤の活用方法をご紹介します。
なお、中身を取り出す際は誤飲の恐れがあるので、小さなお子さまやペットのいるご家庭では取り扱いに注意してください。
ホットマスク
冷やすものとして使われている保冷剤ですが、温めても使えます。
保冷剤を40℃くらいのお湯で湯せんし、温めたものをタオルで包み目や肩を温めることで血行が促進され疲れを癒してくれます。その場合保冷剤をレンジで温めると袋が破裂する恐れがあるのでやめましょう。
保冷剤で消臭剤
保冷剤の中身を容器に移し替えるだけで簡単に消臭剤が作れます。自分の好みの香りや色がつけられるので、気分や部屋に合わせて変えられるのもポイントです。
●作り方
口の広いガラス容器(ジャムのビンなど)の中に保冷剤の中身2つ分を入れます。そこへお好みのエッセンシャルオイルを数滴入れ、割り箸でよく混ぜます。このとき絵の具などを入れて色をつけることもできます。また、貝殻やビー玉などを入れてもかわいいですよ。
園芸にも一役買います
旅行などでしばらく家を空けるときに植物の鉢植えに保冷剤の中身を撒いておくとじわじわと水分を放出し、保水してくれます。 水やりだけでなく、花びんやお気に入りのグラスに入れればフラワーアレンジメントにも活用できますよ。 その場合、保冷剤の乾燥を防ぐために適宜水を足してください。
最後に
いかがだったでしょうか。保冷剤にはものを冷やす以外にも活用法がたくさんあります。
ゲル状になる保冷材の性質を活かし、シンクの汚れ落としに使う手法などもあるそうです。
もらった保冷剤が冷凍庫を圧迫しているときは、ただ捨てるのではなく、ぜひほかの目的に利用してみてください。