今回は北海道小樽市、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にあるホテルノイシュロス小樽の省エネを紹介します。三方を海に囲まれ、全57室から海が望めるリゾートホテルです。こちらでは1日3~5回ほど、お客さまの動きに合わせて電力ピークが訪れるといいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約21%削減
2014年(2010年比)
省エネ施策
- 電力ピーク時に不要な電源を切る
- 準備中はレストランと客室のカーテンを閉める
省エネ施策
1 大自然と海に囲まれた天空に浮かんだ城
電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。
2 電力ピーク時はバックヤードで対策
チェックアウト前(8:00~10:00)とチェックイン後(16:00~17:00)、夕食後(20:00~21:00)などは、客室の電気使用量が一気に上がります。その時間帯になると、達人はスタッフ用の自動販売機のコンセントを抜いたり、バックヤードの照明を消したりしています。
3 さまざまな部署が省エネに協力
さらに事務所から厨房に内線を入れ、協力を求めることもあります。仕込みに影響の出ない調理機器の電源を落とし、電力ピークを乗り切っているのです。さらに達人についていくと、客室の空調を停止させています。これは一体どういうことなのでしょう?
4 全体で省エネ意識が定着
こちらの客室は予備で、お客さまがいつ入ってもいいように冷房をきかせていました。これまでは遅い時間まで空調をつけていましたが、今は天候などを判断して切っているそうです。電力ピークを改善するために始まった省エネ活動ですが、普段から無駄な電気は消すように意識が変わりました。
企業プロフィール
- 会社名
- ホテルノイシュロス小樽
- 地域
- 北海道小樽市
- 業種
- ホテル
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