今回の出演は創業70年を超える静岡県富士市の老舗ホテル、ふるいや旅館。
スポーツ合宿に参加する選手や学生が多く宿泊しています。
今回の省エネキーワードは『昭和から省エネ』。
達人の小池支配人はいくつもの取り組みを積み重ね、大きな省エネ効果につなげました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約12%削減
2013年(2010年比)
省エネ施策
- ソーラーシステムを導入し、お湯をつくる
- LED照明と人感センサーを導入
- 省エネタイプの自動販売機を設置
省エネの背景
省エネ施策
1 さっそくキーワードさがし
ホテルに入りさっそくキーワードを探します。ロビーには長年使っていそうな家具や日用品がたくさんありますが…、 『昭和』とはそれらのことではないようです。達人は柏木調査員を連れて屋上へ。 そこには何枚のもパネルが設置されていました。 パネルの正体は中に水を通して太陽の熱で温めるソーラーシステムで、達人はこの仕組みを使ってお湯をつくっていたのです。
2 30年以上活躍していた!
近年環境への意識の高まりから太陽光発電パネルを見かけることが多くなっていますが、達人がこのシステムを導入したのは昭和58年だそう! このパネルが『昭和』の正体でした。30年以上も前から環境に配慮していたとは驚きです。 合計16枚のパネルで60℃ほどに温められたお湯は一度タンクに貯めたあと風呂場などで利用されています
3 ソーラーシステムの導入を契機にチャレンジ
達人はソーラーシステムの導入を契機にさまざまな省エネ対策にチャレンジしています。 近年では館内の電灯はほぼすべてをLEDに交換し、さらにトイレや化粧室のLEDには消し忘れ防止の人感センサーを付けています。 達人はこうした取り組みを重ね、年間12%の電力使用量削減に成功しました。 昭和から平成と時代が変わってもさまざまな取り組みを継続的に実行する達人の気持ちを大切にしていきたいですね。
企業プロフィール
- 会社名
- ふるいや旅館
- 地域
- 静岡県富士市
- 業種
- ホテル
- 従業員数
- 9人(2013/9/1現在)
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