省エネと労働環境の向上を両立!
ビニールカーテンで-4℃

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星1個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

15%削減
2013年(2012年比)

省エネ施策

  • エアコンにダンボールを設置し、風向を変更
  • 作業場をビニールカーテンで仕切る
  • 省エネ効果の高い製造機に入れ替え

省エネの背景


今回の出演は神奈川県横浜市でプラスチック部品の製造を行う河村樹脂工業所。業務用冷蔵庫の取っ手など、身近な部品も製造しています。今回の省エネキーワードは『透明のマジック』。 省エネになるマジックとは…?柏木調査員は達人の河村社長を訪ねます。

省エネ施策

1 工場では吹き出し口に工夫


工場は築30年。隙間から冷気が逃げ夏は室温が上がりやすい環境のはずですが、達人は室内を上手に涼しく保っているそうです。 まず工場内で目についたのはエアコンの吹き出し口に設置された段ボール。 これで空気の通り道をつくり、従業員に直接冷気をあてることで快適さを保っています。

2 作業場は配置で工夫

工場の2階には検品を行う作業場があります。 エアコンが稼働していますが、1階の工場と比べると室温が高めです。 なんとか涼しくできないかと達人が用意したのは透明のビニールカーテン。 いままで部屋全体に配置していた作業台を半分のスペースに集めてビニールカーテンで仕切り、そこを集中的に冷やすようにしました。 残りのスペースは省エネのためエアコンの電源は切っています。

3 透明のマジック

実は透明のビニールカーテンには意味があるそう。透明にすることで作業空間が広く見え、圧迫感を解消していました。 ここで柏木調査員がカーテンの効き目を調査します。カーテンを設置し、エアコンが効くのを待つこと1時間。室温は28.2℃から24.3℃まで下がりました。 達人はビニールカーテンで広く快適な作業空間をつくるとともに、省エネタイプの製造機器に買い換えるなどして消費電力の削減に成功しました。

企業プロフィール

会社名
株式会社河村樹脂工業所
地域
神奈川県横浜市
業種
プラスチック製品製造
従業員数
24人(2013/10/1現在)

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