今回は大阪府大阪市を訪ねます。市内の中心に工場を構えるのは、印刷や製本を手がける「コンパス」です。こちらでは「6」というキーワードをテーマに省エネしているそう。冷房の設定温度を上げながら、涼しさを保つある方法とは?早速柏木調査員が工場に入って調査します!
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約31%削減
2013年(2011年比)
省エネ施策
- 扇風機を一人一台ずつ支給する
- ビニールシートやダンボールで窓を塞ぐ
- エアコンの風向きを変え、コピー機に冷気を当てる
省エネ施策
1 省エネキーワードは「6」
2 従業員の不満がきっかけ
工場内のエアコンは26℃に設定されていて、少し高めだと感じた柏木調査員。実は2年前、冷房の設定温度を25℃以上にするようルールを決めましたが、現場から「暑い」とブーイングが出たといいます。そこで達人は従業員全員に1台ずつ扇風機を支給。ほかにも暑さを防ぐ取り組みをいくつも行っているそうです。
3 省エネの工夫があちこちに
まずは、エアコンの風向きを調整する器具。熱を持ち暑さの原因となるコピー機に冷気が当たるようにしています。次に発見した黒いビニール袋は、窓に張り直射日光を遮断。ガラスには遮光フィルムを貼っています。そして工場の2階に向かうと、入り口にドアが取り付けられ外気の侵入を防ぐ工夫も行っていました。
4 従業員も満足する職場環境
最後は、窓にダンボールを貼り太陽光を遮断する取り組み。エアコンの稼働を抑えるため、6つの工夫が施されていました。省エネキーワードの「6」とは、省エネの工夫の数だったんですね!こうした取り組みによってみんなが快適に働ける環境が整えられたほか、従業員一人ひとりの省エネ意識が高まりました。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社コンパス
- 地域
- 大阪府大阪市
- 業種
- 印刷
- 従業員数
- 20人(2011/8/1現在)
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