今回は埼玉県にある株式会社ユースの取り組みをご紹介します。狭山市にある本社では環境機器の販売や梱包素材の製作を、川越市にある工場では精密機器の製造を行っています。本社と工場の2つの事業場での取り組みを紹介します。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 照明に担当者名入りの紐型スイッチをつける
- 段ボールを通い箱として繰り返し利用
- 梱包用のビニールシートをカーテンに再利用
省エネの背景
省エネ施策
1 責任を感じることで従業員の意識が変わった!
本社事務所の蛍光灯の紐には従業員の名札が付いています。照明を消すことに責任と意識を持ってもらうために達人が考案しました。 名札を付けることで責任感が生まれ、従業員や社長も離席時の消灯を徹底するようになり、会社全体の意識の向上に成功しました。
2 空調の効果は空気の循環が大事
冬場の暖房設定温度の目安は22℃ですが、事務所の室温は24℃もあります。実は節電のために『エコシルフィ』を導入、 上部に溜まった暖気を部屋中に循環させています。足元の暖かさが全然違うと女性従業員も絶賛です。
3 再利用・リサイクルの徹底
工場ではさまざまな資材の再利用を徹底しています。お客さまとの資材のやり取りで使用する段ボールは『通い箱』と名付け、7回ほど再利用してから処分します。 また、段ボールやビニール袋を再利用したゴミ箱と袋でごみを細かく分別しています。こうしたリサイクル精神が別のシーンでも力を発揮しました。
4 従業員発案のリサイクル・省エネアイデア
工場には荷物の搬入口があり、開けっ放しになっていることが多いため冬場はとくに冷えるそうです。そこで従業員のアイデアをもとに入口そばと作業スペースにそれぞれビニールカーテンを設置しました。 梱包材のビニールシートを再利用しており、カーテンの中と外では体感気温が2℃ほど違うそうです。同社はこれまでに省エネやリサイクルに関するさまざまな賞を受賞しています。これからも従業員を中心に地域の環境活動にも取り組んでいきます。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社ユース
- 地域
- 埼玉県狭山市
- 業種
- 環境機器販売・梱包資材製造
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