秋はエアコンの使用頻度が減り、電気代が安くなるシーズンです。だからといって好きなだけ電気を使っていると請求金額は恐ろしいことに。家庭にはシーズンを問わずに使う電化製品がたくさんあります。今回は「洗濯機」の使い方に注目して、省エネオフシーズンでも電気代を抑えられる方法をご紹介します。
残り湯を使う以外にもある?
洗濯機の省エネ方法がたくさん①
- 電気
- 水道
省エネオフシーズン到来?
電気代×水道代のコスト
洗濯機は、冷蔵庫のように常に稼働しているわけではないため、電気代は高い方ではありません。標準的な縦型洗濯機の場合、1回あたりの電気代は2.2円、水道代は19.6円かかります。1日1回のペースで洗濯しているご家庭では、年間8,000円ほどかかっている計算になります。家族構成によって2~3倍のコストがかかるため、家計への圧迫も大きくなりますね。
残り湯のダブル効果
みなさんは洗濯機の省エネについて、どんな方法をご存知ですか?お風呂の残り湯を使ったり、まとめ洗いしたりするという方法が一般的でしょうか。家庭用の浴槽には約200Lのお湯を溜めることができ、これを再利用することは節水のほかにもメリットがあるんです。
残り湯は、翌朝になっても水道水より温かい25℃くらいをキープ。洗剤が溶けやすいため、無駄な水を使わなくて済みます。ライオン株式会社の調査によると、6割以上の主婦の方が洗濯に残り湯を使っているということがわかりました。それだけ大きな節約になるということですね♪
洗濯機も腹八分がよし!
まとめ洗いも正解です。ただし、まとめすぎには注意!洗濯機が満杯になるほど詰め込むと、洗剤が溶けず汚れが落ちにくくなってしまうため、もう1度やり直しなんてことになりかねません。全体の80%に留めて洗濯しましょう。また、洗剤の入れ過ぎも余計な水を使うことになります。
ここまでをおさらいすると、洗剤が溶けやすい状態をつくることも省エネにつながるということがわかりました。次回は、さらなる省エネ方法を探ります!