お客様目線に立ったおもてなしで
電気使用量15％削減

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約15%削減

2016年（2014年比）

今回は鹿児島県指宿市にある"いぶすき秀水園"の省エネを紹介します。
宿の自慢は、心と身体を癒す源泉掛け流しの湯と旬の彩りを満載したおいしい料理。
落ち着いた雰囲気の下、歴史情緒溢れる風情を楽しめます。

館内の空調温度を決定する際は、一番効果の出にくいエレベーター内の温度を参考に決めます。
秋のこの時期、温度は22度と決めています。

たとえば大浴場にはかわいらしいうちわや、体によい「せんぶり」「せんな」「げんのしょうこ」など、冷えたお茶をご用意。
体を中から冷やしていただくことで、空調の使用を自然とカットできています。

さらにチェックアウト後の時間、達人は館内の「エコ巡回」を行い、照明や空調の消し忘れをチェックします。
これにより無駄な電力をカットするほか、スタッフにも省エネの意識が定着するとのことです。

湯船のお湯は100％源泉掛け流しですが、水道は水道水をボイラーで温めて使用しています。
そこで、節水可能なシャワーヘッドを取り付けることで、水道料金の削減にも取り組んでいます。

達人をはじめスタッフが熱心にこうした省エネ活動に取り組んだ結果、いぶすき秀水園では電気使用量を約15%減らすことができました。