2016年07月25日更新 Vol.12

日本の夏の新定番!
さあ!みんなでクールシェアを楽しもう!

  • 電気

可能性は無限大!涼しくてさらに省エネ!

西日本では梅雨が明け、東日本でももうすぐ迫る夏本番。クールビズに続き、2012年に環境省主導で始まったクールシェアもだいぶ定着したように感じます。
省エネはもちろん、地域活性化や企業の販売戦略にも活用される、クールシェアの可能性に迫ります!

夏の新定番「クールシェア」とは?

夏の暑い日、家の電気の半分以上をエアコンが使っています。しかし、だからと言って省エネばかり意識して、エアコンの使用を減らして体調をくずすのは本末転倒。省エネしながら効率よく涼むことを目的に登場したのがクールシェアという考え方です。
ひとり一台のエアコン使用をやめ、公共施設や地元のお店など、暑さを忘れて過ごせる場所に集まったり、みんなでイベントに参加したり。
自然が多くて涼しい場所に行ったりするものいいですね。

「クールスポット」がさらに充実

賛同する企業や団体、個人が地域で気軽に集まって涼むことのできる場所を「クールシェアスポット」と言います。原則としてエアコンの過度な使用を控え、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせる場所のこと。
たとえば大型商業施設「ららぽーと」では、今年もイベントが充実。食で夏の暑さをやわらげる「クールメニュー」も用意されています。
また涼しげな服装で訪れるとより効果的ですね。

参考
http://tokyobay.lalaport.net/coolshare/sp/

お得情報も簡単にゲット「クールシェアマップ」

自治体の主導による取り組みも増え、30の都府県、400以上の市区町村がクールシェアに取り組んでいます。クールシェアスポットを記した「シェアマップ」 には、登録が12,000箇所を超えたそうです。
地域版シェアマップを使うと、自治体が登録した近くのスポットをスマートフォンやPCで検索して地図に表示することができ、お得な情報も簡単にゲットできます。

参考
http://coolshare.jp/

ちなみに…今年も猛暑が予想されています

猛暑だった昨年、5月から9月までの全国における熱中症による救急搬送人員数の累計は5万5,852人でした。
月別の救急搬送人員数は、7月が最多で2万4,567人。
2008年の調査開始以降、過去最多となりました。
クールシェアを積極的に利用して、熱中症を予防しましょう。

自宅の電気代もかからず、外に出ることで新たな発見もあるかもしれない、良いことずくめの「ク―ルシェア」。夏の新定番として、日本全体で盛り上げていきましょう!

参考
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/coolbiz/coolshare.html
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/10/271016_houdou_1.pdf

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