環境ごとにエアコンの稼働台数を変える
勉強会もクールシェアで実施

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約5%削減

2013年（2012年比）

今回は東京都青梅市に工場を構える有限会社ベスト青梅の省エネを紹介します。従業員は80名、鍵や取っ手などドア周りの金具を製造している会社です。こちらの工場には6台のエアコンがありますが、そのうち4台しか使わないようにしているといいます。

まず、A棟ではエアコンの稼働を3台から2台に。A棟は天井が低くエアコンが効きやすいため、2台でも作業環境を快適に保てるそうです。さらに始業時間の8～9時まではエアコンを停止。シャッターを開けて風の通しをよくし、快適に過ごせるよう工夫しています。

一方、B棟では始業時に3台のエアコンをすべて稼働させます。B棟はA棟に比べ、天井が高いためエアコンが効きづらいのです。9時に工場が十分冷えたところでエアコンを停止。こうしてエアコンの稼働を工夫することにより、4台でまかなえるようになりました。

また、こちらでは定期的に製品勉強会を行っていますが、そこにも省エネの工夫があるそうです。以前は各グループが工場や事務所など、別々の場所で勉強会を行っていましたが、今は同じ部屋で実施することで、照明やエアコンの省エネにつながっています。