省エネのカギは60cmの幅にあり!
蛍光灯の数を変えずに明るさ3倍

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

8%削減
2013年(2010年比)

省エネ施策

  • 照明を60cm下げることで、明るさを3倍に
  • 照明が必要ない場所では間引きを行う
  • 電気の消し忘れを担当者がチェックする

省エネ施策

1 快適・清潔・安心できる商品を提供


今回訪ねたのは東京から車で1時間ほど、古い町並みが残る埼玉県川越市です。株式会社三和企商は市内に工場を構え、病院や老人ホームで使うタオルやシーツのクリーニングを行っている会社です。洗濯・乾燥・仕上げなど合わせて68人が働いています。

2 作業内容に応じて照明を間引き


クリーニングの仕上げを行っている現場へ向かうと、蛍光灯がついていません。ここは通路になっていて作業に支障がないため間引きしています。一方、シミが残っていないかなどを検品するエリアは、簡単にチェックできるよう明るくしています。

3 照明を手元に近づける


明るさを保つために、達人は照明の数は増やさず、通常の位置より低く蛍光灯を設置することで省エネに取り組んでいます。以前より60cm下げたといいます。ではこの60cmの差で、明るさがどれくらい変わるのでしょうか?早速調査してみます。

4 同じ照明の数で3倍の明るさに


以前の高さから明るさを測ってみると200ルクスでした。一方、60cm下げた現在の作業場だと600ルクス…!なんと3倍の明るさを確保していることがわかりました。検品の質を上げるために、同じ蛍光灯の数で明るく作業できる環境を整えました。

企業プロフィール

会社名
株式会社三和企商
地域
埼玉県川越市
業種
クリーニング業
従業員数
68人(2013/4/1現在)

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