今回は福島県いわき市にあるメモリアルホールみよの杜の省エネを紹介します。充実した設備とゆったりとした広いスペースが特徴の葬儀場です。
早速、省エネポイントであるという参列者の控室に向かうと、16年間使用していたエアコンを新しいものに交換し、消費電力を1/3に削減できていました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約16%削減
2014年(2013年比)
省エネ施策
- 省エネ効率の高い新しいエアコンを導入
- 室外機を細分化する
- ファンを取り付け空気を循環させる
省エネ施策
1 まずは新型エアコンを導入
2 天候に応じたエアコンの使い方
新しいエアコンは性能が向上したことにより、これまで4台稼働していたものを2台でまかなえるようになりました。さらに暖かい日には2台のうち1台のみ稼働するなど、天候に応じてエアコンの使い方を変えることで省エネにつなげています。次は屋上へ!室外機にも省エネの工夫があるようです。
3 室外機の細分化がポイント
浜口調査員が屋上に上がると、そこには大きな室外機が!以前はこの大型室外機で複数のエアコンを動かしていたため、エアコンを1台停止しても室外機は稼働している状態でした。現在はエアコン1台につき、小型室外機1台が対応。エアコンと同時に室外機も停止するため、電力量削減になりました。
4 設備と運用の両極から省エネ
以前よりコンパクトになった室外機。エアコンの省エネは室内機だけでなく、室外機にも注目すべきだということがわかりました。また、ロビーの天井にはファンを設置し、エアコンの暖気を循環させています。
こうしてエアコンの使い方を工夫することで、館内の快適さを保ちながら省エネに成功しました。
企業プロフィール
- 会社名
- メモリアルホールみよの杜
- 地域
- 福島県いわき市
- 業種
- 葬祭サービス
- 従業員数
- 13人(2014年8月1日現在)
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