動物のための電気は惜しまず使う
お客さんの動線を共有して省エネ!

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

省エネ施策

  • お客さんの動きをインカムで情報共有
  • レッサーパンダの飼育施設の壁面に断熱材を導入

省エネ施策

1 実際にゾウに触れあえる施設


今回は千葉県市原市にある市原ぞうの国の省エネを紹介します。浜口調査員ゾウに乗って気持ちよさそうですね!こちらでは国内最多11頭のゾウをはじめ、およそ100種類の動物を飼育しています。昨年ゾウの飼育施設に電気ヒーターを導入したそうですが、電気使用量はほぼ変わらず!その理由を調査します。

2 お客さんの動きをインカムで情報共有


入場口に向かうと、開園時間を過ぎているにも関わらず照明が消えています。お客さんが来園すると駐車場ゲートからインカムで知らせが入り点灯します。次にお土産屋さんに立ち寄りましたが、こちらも照明が消えている様子…。達人はお客さんの動線を考え、9時から園内を一周するころの10時にお土産屋さんを開店し、電気のムダを省いているのです。

3 あえて時間をずらした効果はいかに?


実際にお客さんの声を聞いてみると…「お土産は帰りに買うので、朝は営業していなくてもあまり気にしません」とのこと。こうしてお客さんに影響が出ないよう省エネに取り組んだ結果、電気ヒーター導入後もほぼ同じ電気使用量に抑えられているのです。
次はレッサーパンダの飼育施設に向かいますよ♪

4 エアコンの効率を上げる設備投資


レッサーパンダは寒い地域の生き物。そのため、夏はエアコンが付いている部屋で過ごします。天井や壁に断熱材を入れて冷房効率を上げ、省エネにつなげています。このように動物のための電気は惜しまず使う一方、お客さんに影響のないところで努力し、省エネしていました。

企業プロフィール

会社名
市原ぞうの国
地域
千葉県市原市
業種
動物園
従業員数
40人(2014年3月1日現在)

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