今回は神奈川県川崎市に工場を構える、株式会社エナデックの省エネを紹介します。医療器具の生産ラインなどで使われる機械などを製造。工場はすべての照明に個別のスイッチがつけられていて、従業員は作業を終えたらすぐに消すほか、事務所でも必要最低限の照明で業務に取り組んでいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約18%削減
2014年(2010年比)
省エネ施策
- 製造技術の向上により加工時間を短縮
- 仕事の進め方を工夫し、残業時間を短縮
省エネ施策
1 オーダーメイドで省力化・自動化装置を開発
2 会社の行動指針とは?
こちらでは会社のモットーが省エネにつながっているということですが…それは「より良いものをいかにローコストで提供できるか」と話す達人。コスト改善のために、全員で製造技術の向上に努めているそう。この道30年以上のベテラン従業員は、機械の部品を減らしてコストダウンを図っていると教えてくれました。
3 生産性を向上させる工夫
たとえば電子部品を組み立てるこちらの機械。以前はおよそ100点の部品からつくられていましたが、設計を工夫して70点まで減らした結果、加工時間が短縮し機械の消費電力を減らすことができました。また、加工や設計技術の向上だけでなく業務の進め方も工夫すると、さらなる省エネ効果が得られたといいます。
4 業務改善をきっかけに省エネに成功
それは業務の効率化を図るために、きちんと段取りを組んだこと。そうすることで残業時間が減り、その分電気を使わなくなったのです。こうして徹底した省エネ活動と働き方改革を進めたことで、生産性の向上と電気使用量の改善を実現しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社エナデック
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 業種
- 製造業
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