今回訪ねたのは東京都小平市です。小平花小金井幼稚園は園児数420名、市内でも規模の大きい幼稚園の1つです。こちらの省エネキーワード「二重窓」について調査します!達人は子どもたちの健康を考え、昼間はエアコンを併用せず、ホコリが舞わない蓄熱式床暖房のみで教室を暖めているといいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約20%削減
2013年(2010年比)
省エネ施策
- テラスの二重窓を開閉して、室内の温度を保つ
省エネ施策
1 美しい自然環境と優れた人的環境の整った幼稚園
2 安価な夜間電力を活用した蓄熱式床暖房
蓄熱式床暖房とは床の下に設置している蓄熱材を夜間電力で暖め、その熱を昼間に放出するシステム。子どもたちに寒い思いをさせないよう熱を室内に保つことが必要です。教室の外にはテラスがあり、そこにも窓が設置されています。省エネキーワードの「二重窓」は、これを指していました!
3 その日の気温に応じてテラスの窓を調整
達人は暖かい日にはテラスの窓を開け、遊び場として開放しています。一方、寒い日にはテラスの窓を閉め、園児は暖かい室内で遊びます。そのときテラスは室内と室外のクッションとなり、熱を逃しません。二重窓の効果がどれくらいあるのか検証してみましょう!
4 テラスの窓の開閉による室温の差を検証
テラスの窓が開いている状態の教室は24.8℃。次にテラスの窓を締め、30分後に教室の温度を測ってみると27.1℃でした。床暖房の熱が室内に保たれ、温度が上がりました。「テラスの二重窓を活かし、暖かさを実現する」まさに達人の技!子どもたちもポカポカの教室で快適に過ごせますね。
企業プロフィール
- 会社名
- 小平花小金井幼稚園
- 地域
- 東京都小平市
- 業種
- 幼稚園
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