今回のご出演は、岡山県浅口市の介護老人保健施設 いるかの家リハビリテーションセンター。
入所者80名、ショートステイ20名、デイサービス80名、ユニット型老人施設に30名が入所する介護施設です。こちらではどんな省エネに取り組んでいるのでしょうか。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 省エネ担当会議を開催
- CCFL蛍光灯を採用し、40%の省エネ効果
- 空調の新設で性能が上がり、消費電力は低下
- ガスボイラをエコキュートに変更
- 太陽熱温水器を改良
省エネの背景
省エネ施策
1 「省エネ担当会議」を開催!
この施設では、月に1回「省エネ担当会議」を行い、改善策を話し合っています。達人のこだわりは、明るさとコストの両立を考えた照明。
以前使用していたダウンライトからCCFLライト(冷陰蛍光灯ランプ)に切り替えたことで、明るさのアップと約40%の省エネ効果を実現しました。施設内が明るくなったことで、職場の雰囲気も明るくなったそうです。
2業務用空調機を交換
施設内にある4基の業務用空調機のうち2基を新しいものに交換しました。それによって空調の性能が上がり、消費電力は下がりました。
2基の空調のみを使って効率的な空調管理をするなど、固定観念にとらわれない省エネ対策が行われているのです。
3 ガスボイラからエコキュートに切り替え
さらに達人は、LPガスを使用し、価格が安定しないガスボイラからヒートポンプに切り替えました。ヒートポンプは家庭で使われるエコキュートと同じ仕組みで、空気の熱でお湯を沸かし、夜間電力を使って省エネする、地球にやさしい電気給湯器です。 また、24時間で温度が2℃しか下がらないタンクを設置し、災害時や停電時にお風呂などに使うことも考えています。
4 太陽熱温水器の改良でコストダウン!
床暖房に使用していた太陽熱温水器は、30℃から40℃の温水をボイラーと併用して利用していました。達人は温水器を60℃から70℃の温水が出るよう改良し、ムダをなくしました。
また、夏場は太陽熱温水器の活用でエコキュートの電気代削減につなげました。
こうした取り組みに、施設利用者やその家族からも「ありがとう!」の声が。快適な施設づくりのために、これからも省エネ活動は続きます。
企業プロフィール
- 会社名
- 介護老人保健施設 いるかの家リハビリテーションセンター
- 地域
- 岡山県浅口市
- 業種
- 介護老人保健施設
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