今回は新潟県新発田市にある「障がい者支援施設 緑風園」の省エネを紹介します。
こちらは新潟県で初めて民営化された障がい者支援施設。
利用者が家庭同様にくつろげるよう、居室にキッチンを配するなど、様々に工夫がされています。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約25%削減
2016年(2014年比)
電気使用量
約10%削減
2016年(2014年比)
省エネ施策
- 利用者一人ひとりの生活に心を配る
- コストのかかる床暖房でなく、ホットカーペットで対応
- 空いている部屋の消し忘れをチェック
省エネの背景
新潟県で初めて民営化された障がい者支援施設
省エネ施策
1 利用者一人ひとりの生活に心を配る
入居者の負担を和らげようと、床暖房をはじめ最新の設備を入れたところ、光熱費が一気に上がってしまった同施設。
スタッフが入居者の様子に気を配ることで、電気のムダが見えてくるようになりました。
電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。
2 コストのかかる床暖房でなく、ホットカーペットで対応
たとえば冬場でも、活発な入居者なら汗をかいて動いています。
スタッフはそうした入居者の様子を見極めた上で、必要なスペースのみ暖房のみを入れるようにしました。
また、コストのかかる床暖房でなく、利用状況に応じてホットカーペットを点けるなど、電気使用量の削減を図りました。
3 空いている部屋の消し忘れをチェック
その他にもスタッフたちは入居者のいない部屋を見て回り、照明や空調の消し忘れがないか、目を光らせています。
まとめ
電気ピーク25%削減 電気使用量10%削減
スタッフが入居者を家族のように思いやり、目を配る取り組みが功を奏し、同施設では電力ピーク約25%削減、電気使用量約10%削減を実現しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 障がい者支援施設 緑風園
- 地域
- 新潟県新発田市
- 業種
- 社会福祉・医療
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