2016年12月5日更新 Vol.25

冬の「バチッ!」は
ある程度予防できるっぽい

  • 電気

きたきた、今年もあの季節


今日もおこりましたよ、静電気。
いつもバチッと不意をついてくるんだから。
もう下敷きを頭にこすりつけて喜ぶ年じゃないよ~。

さて、空気が乾燥するこの季節、
どうして静電気はおこるのでしょうか?

この世に存在するものは、すべて電気をもっている!

電気にはプラスとマイナスがあり、ものの性質によってプラスの電気を帯びやすいもの、マイナスの電気を帯びやすいものに分かれます。通常プラスとマイナスの量は均等ですが、摩擦がおこると電気が移動してプラスとマイナスのバランスが悪くなります。
これを元の状態に戻そうと電気が流れることで静電気がおこるのです。

イメージするならこんな感じ?


恋人同士のプラス君とマイナスちゃんは、毎日一緒にいると気持ちが安定します。しかし、彼はさみしがり屋さん。彼女が離れると元気がなくなってしまい、「マイナスちゃーん、マイナスちゃーん!」と叫びます。すると彼女は彼に駆け寄り、2人の愛は燃え上がる(静電気がおこる)のでした。


つまり、プラス君の心はマイナスちゃんの愛が欠けた状態。プラスが多い状態のものがマイナスを引き寄せる、こうした電気の移動によって静電気がおこるのです。

どんな時に静電気はおこるの?

静電気がおこりやすい条件は、温度25℃以下、湿度30%以下といわれています。冬は洋服を脱ぎ着するときにもバチバチきますね。しかし、これは衣類の組み合わせを工夫することで回避できるそう。衣類の素材もプラス、マイナスの電気を帯びやすいものに分かれます。
比較してみるとこんな感じ\(^0^)/


プラスとマイナスが同じ量であれば電気は流れないため、真ん中寄りの素材を重ね着すれば、静電気はおこりにくくなります。毛皮とアクリル素材のセーターを合わせた日にはバッチバチですよ。

静電気がおこりにくくなるワザ!


あとはドアノブに触るとき((((;゚Д゚))))
ドアノブに触る前に一旦ドア本体や壁を触ると身体に溜まった電気が流れ、静電気が起こりにくくなるそうです。
ちょっとした工夫で静電気は発生頻度を抑えられるんですね!静電気が苦手な方は、ぜひお試しを♪

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