2017年3月25日更新 Vol.36

やるとやらないで大きな電気代の差に!
春に始めよう、エアコンの簡単おそうじ

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4月を間近に控え、少しずつ春の訪れを感じる今日このごろ。快適な気温になると使わなくなるのがエアコンです。冬の間、一生懸命がんばってくれたエアコン。これから迎える夏にまた活躍してもらうためにも、今のうちにしっかりとメンテナンスをしておきたいものです。専門業者に頼む前に自分でも簡単にできる掃除方法をご紹介します。

掃除中の周辺がかなり汚れます



エアコンを掃除する前は、必ずエアコンの電源をオフにし、できればコンセントも抜いておきましょう。掃除中はエアコンやその周辺にホコリやいろいろな汚れが落ちるため、下に家具や物が置かれている場合は別の場所に移動させます。どうしても難しい場合は新聞紙やビニールシートなどを敷いて作業しましょう。

フィルター清掃の際の基本ルール

前カバーをはずし、フィルターを取り出す前に掃除機をかけておくことで、ホコリの飛散が減ります。フィルターを取り出した後は、つまりを防ぐため必ずフィルターの外側から掃除機をかけ、水洗いをする際は掃除機をかけた外側ではなく、内側から水をかけます。細かいホコリがついたまま水洗いすると取れにくくなるため気をつけましょう。

吹き出し口も掃除してみましょう


吹き出し口が汚れていると部屋中に汚れた空気を拡散することになるので可能な範囲で掃除しましょう。吹き出し口の羽根部分を手でゆっくり回し、その隙間から拭き掃除をするのですが、洗剤を使用した場合はキレイな布でしっかりと水拭きします。洗剤が残ったままではカビや汚れの付着を助長する原因になります。

実は掃除のあとの送風がかなり大切


掃除後は、フィルターをしっかりと乾燥させてから取り付けます。また、そのあとはエアコンを「送風」にして30分ほど運転させてしっかりと乾燥させるのがポイント。拭き掃除や水洗いあとなので、少しでも水分が残っているとカビ発生の原因になり、せっかく行った掃除が台無しになってしまいます。

定期的なフィルターそうじをおすすめ

いかがでしたでしょうか。フィルターが目詰まりしていると本来の性能が発揮できず、余計な電力がかかってしまいます。新品のエアコンであれば、3年程度は今回紹介したような簡単な掃除でも問題はなく、1ヵ月に2回の実施が目安です。ただ、それも使用環境によって異なりますので、臭いがしたり、運転状況が改善しない場合は、エアコンの内部までしっかりと掃除してくれる専門業者への相談をおすすめします。

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