自然のエネルギーを利用した
快適で無駄のない建物づくり

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省エネの背景

浜名湖のほとりにある研究施設へ

今回の「省エネの達人 企業編」はGWスペシャル!自然を生かした建築が専門の坂田卓也さんに自然エネルギーとの上手なつきあい方を教えてもらいます。
浜口調査員が訪れたのは、自然エネルギーを生かした建築の開発を行うOMソーラー株式会社の施設「地球のたまご」。およそ3万3千㎡の敷地には、研究施設を兼ねた社屋が並んでいます。坂田さんもこの建設に携わりました。

省エネ施策

1 人の力で自然を蘇らせる


実はこの敷地、もとは鰻の養殖場でした。社員のみなさんが10年以上の歳月かけて植物を植えたところ、今では敷地内に地域の動植物が見られる自然の宝庫に。一般の見学者を受け入れ、自然観察会や環境教室が開かれています。早速、自然の恵みを生かした社屋を見せてもらいました。

2 太陽の熱を利用したエアコン


社屋に入ると、木の香りが残る気持ちのいい空間が広がっています。床や梁には天竜杉という、地元産の木を使っているそうです。
次はオフィスを見学。室内は太陽の熱で暖めています。まず、屋根にある集熱板で太陽の熱を集め、暖められた空気はダクトを通じて屋根裏から床下へ。その熱で床から室内全体を暖める仕組みです。

3 自然の力が省エネにつながる


最後に浜口調査員は、太陽の力を集めて焼いたパンケーキを試食。中までしっかり焼けているようです。
坂田さんは「気がつかない身近な財産をうまく使うことが、私たちの日常の暮らしを豊かにしていくのではないか」と話してくれました。

まとめ

実際に体験してみるのがおすすめ



このほか、緑のカーテンや風で回る換気扇など、自然の力をうまく生かしたこの施設。申し込めば、誰でも見学できるそうですよ♪

企業プロフィール

会社名
地球のたまご(OMソーラー株式会社)
地域
静岡県浜松市
業種
本社兼研究施設
従業員数
49人(2017/5/1現在)

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