経営を支える省エネの力
黒字化に向けてスタッフが一致団結

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星1個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

17%削減
2017年(2013年比)

省エネ施策

  • 冷蔵ショーケースの温度は人の手でコントロール
  • パッケージがわかりやすい商品の棚は、明るさを3割カット
  • 閉店後はショーケースに手作りのカバーをかける

省エネの背景

新鮮な海の幸や、九州産の野菜が揃う地域密着型のスーパー

今回の出演企業は長崎県松浦市にあるフレッシュマート 松浦店。
こちらのスーパーは、これまでずっと赤字で悩んでいました。赤字が続いた大きな理由は、人口の減少と高齢化によって客足が減ったこと。利益を確保したくても、お客さんのことを考えると値段を上げられませんでした。

省エネ施策

1 黒字化を目指して省エネ活動を開始


野菜であれば10~20円ほどしか上がらない利益。そこで達人は経費削減のため、省エネを始めることにしました。まず着目したのが冷蔵ショーケース。暑い時期は入口ドアが開くと熱風が吹き込み店内の温度が上昇。ショーケースは自動的に温度を下げようと、電気の使用量が増えてしまいます。

2 機械を人の力でフォロー

達人はショーケースの管理パネルで温度の変化をこまめに観察。店内の温度が変化しても安定して冷やせる最適な温度設定をつきとめました。機械まかせにせず、人の手でコントロールしたことがポイントです。

ショーケースをはじめ、スタッフも黒字化に向け、さまざまな省エネに取り組みました。

3 小さな努力の積み重ね


ショーケースの冷気の吹き出し口は月に1回清掃。室外にあるショーケースの熱交換器は水をかけて冷却し、稼動効率を高て電気使用量を削減しました。また、ショーケースでパッケージがわかりやすい商品の棚は、明るさを3割カット。閉店後は、手作りのカバーをかけて冷気を逃がさないない工夫をしました。

まとめ

経営に欠かすことのできない省エネの力


こうした努力を積み重ね、年間150万円もの電気代削減に成功。取り組み開始後は黒字を維持しています。
「今までの苦労が報われました。経費削減できた分は、お客様や従業員に還元していきたいです」と達人は話してくれました。

企業プロフィール

会社名
フレッシュマート 松浦店
地域
長崎県松浦市
業種
スーパーマーケット

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