今回は神奈川県横浜市に工場を構えるアポロテック株式会社の省エネを紹介します。こちらは自動車部品などを製造している会社。達人は照明OFFの徹底とエアコンの温度を高めに設定するなどして、省エネしています。ここでのポイントは、これらを若手社員とタッグを組んで取り組んでいること。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約12%削減
2015年(2013年比)
電力ピーク
約10%削減
2015年(2013年比)
省エネ施策
- 若手社員を省エネの担当者に任命
- 電力ピーク時にはエアコンの電源を部分的に切る
省エネ施策
1 フォーミング加工のプロフェッショナル
2 全体の省エネ意識向上を目的とした施策
達人はこれまで1人でさまざまな省エネに取り組んできましたが、社内に浸透しませんでした。そこで自らをサポートするサブリーダーに、1人の若手社員を抜擢。「若手が一生懸命取り組んでいる姿を見て、周りが協力しようとする体制ができるのではないかと考えました」。全体の省エネ意識向上を期待したのです。
3 若手社員が率先して省エネ活動に取り組む
若手社員は週に1度、朝礼で電気の使用状況を報告。さらに電力ピークが近づくと、工場を歩き回り一時的に使っていない電気機器をOFFします。先輩社員にも声をかけ電源OFFの協力を要請していたところ、こうした取り組みが全体の省エネ意識に変化を生みました。
4 先輩社員の理解を得て協力体制が確立
先輩社員からは「若手社員に言われると協力してあげたいという気持ちになります」という感想がありました。達人の狙いどおり、若手とタッグを組むことで、全体の省エネ意識向上につながりました。さらに若手社員は電気使用量の改善が進み、その効果を見られるのが楽しみだと話していました。
企業プロフィール
- 会社名
- アポロテック株式会社
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 業種
- 金属加工
- 従業員数
- 23人(2015年4月1日現在)
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