ベルトコンベアの速さがカギ
スピードとパワーの調節で省エネ

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

11%削減
2014年(2013年比)

省エネ施策

  • ベルトコンベアの速度をおよそ10%ダウン
  • 圧縮機のパワーを抑えて電力負荷を軽減

省エネ施策

1 1日50トンの製品を生産


今回は神奈川県横浜市にあるこづか株式会社 横浜南事業所の省エネを紹介します。横浜や川崎などで回収したダンボールや雑誌などの古紙を製品にリサイクルして、国内はもとよりアジアを中心に海外への輸出も行っています。

2 次から次へと流れる不純物


各地から運び込まれた大量の古紙は紙の種類ごとに分別され、その後リサイクルの原料として決められた大きさに圧縮します。浜口調査員はビニール紐など不純物を仕分けする作業場に来ると、ベルトコンベアが流れる速さに驚きました。しかし、以前はもっと早かったといいます。

3 速度を落としてムダを省く


作業場では3台のベルトコンベアが稼働。そのうち不純物を取り除く分別用コンベアはおよそ10%速度を落とし、古紙などを圧縮機械に運ぶコンベアは1番遅い速度に設定しています。これによって安定的に作業できるようになり、ほとんど停止することもなくなったため、再始動にかかるムダな電気を省けました。

4 ポンプの稼働台数を見直し


古紙などを製品の大きさに圧縮するため、以前は4台の油圧ポンプで機械を稼働させていました。紙がはみ出すなど、多少見栄えが悪くなっても製品として問題がなく、作業時間や生産個数にも影響がないことから、現在は3台のポンプを稼働させています。こうして電気使用量の改善に成功しました。

企業プロフィール

会社名
こづか株式会社 横浜南事業所
地域
神奈川県横浜市
業種
古紙・古布の加工卸売

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