今回は、奈良県大和高田市にある土庫病院の省エネを紹介します。こちらは20科目の診療を行っている、地域の医療連携の中核を担う病院。ベッド数は199あり、およそ400名の職員が働いています。今回の省エネキーワードは「コントロールシール」。どんなものなのか柏木調査員が病院内を調査します。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約7%削減
2013年(2011年比)
省エネ施策
- 照明スイッチの色分けと院内巡回で、スタッフの省エネ意識を高める
省エネ施策
1 安全・安心で信頼される医療を実践
2 明るさに応じて照明をオンオフ
早速、窓際の照明が消えていることに気づきました。達人はこうして明るい場所の照明を、省エネのために消しているといいます。さらにその照明には赤色のシールが。常に消している「節電灯」には赤色のシール、夜間のみつける「保安灯」には緑色のシールを貼っているそうです。
3 照明ごとにシールを色分け
これはシールを貼ることで、職員に省エネ活動を意識してもらうための取り組み。スイッチにも「節電灯」「保安灯」と表示し、どれをオンオフするかわかりやすいようにしています。「コントロールシール」とは、照明に色のついたシールを貼り、省エネをアシストするためのものだったのですね。
4 継続的な努力の結果、意識が浸透
実際にきちんと照明が消されているか調査してみると、一部で消し忘れを発見!ときどきこんなこともあるため、達人は毎日消灯チェックを行っています。400名の職員の意識を統一させるのは難しいですが、こうして達人が毎日チェックすることで、徐々に省エネ活動が浸透しているようです。
企業プロフィール
- 会社名
- 土庫病院
- 地域
- 奈良県大和高田市
- 業種
- 病院
- 従業員数
- 396人(2013/11/1現在)
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