今回は千葉県千葉市の郊外にある特別養護老人ホーム 淑徳共生苑の省エネを紹介します。施設では90名の入居者が生活しています。田中調査員がなかへ入るとエントランスが肌寒く感じます。こちらの建物は広くエントランスが廊下とつながっているため、あえてエアコンをつけていないそうです。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約15%削減
2012年(2011年比)
省エネ施策
- エアコンを使用する場所を分ける
- スタッフは衣服で体感温度を調整
- 入居者の家族がエアコンのフィルターを清掃
省エネ施策
1 入居者と歩み、地域とともに福祉文化を創造
2 メリハリをつけてエアコンを稼働
入居者の居住スペースに移動すると、扉がついていて廊下と仕切られています。これが玄関の代わりとなり、家庭に近い建物の構造にしたと達人は話しましす。扉の向こうは20℃と温かい空間が広がっているのに対し、廊下は13.9℃でした。約6℃もの差があるんですね。
3 スタッフも衣服の調整で省エネに協力
達人はこうして建物のスペースを細かく分けてエアコンをつけることで、省エネと入居者にとって過ごしやすい環境の提供を実現しています。また、スタッフルームでは寒いと感じるときは1枚衣服を羽織るなどして、なるべくエアコンの使用を控えています。
4 快適な空間で過ごし健康を維持してほしい
さらに、スタッフは共用スペースにあるエアコンのフィルターを掃除。エアコンの稼働効率を高めています。こうした取り組みに入居者の家族の意識も高まっています。家族は「快適な空間と入居者の健康を考え、個室にあるエアコンのフィルターを自主的に掃除している」と話してくれました。
企業プロフィール
- 会社名
- 特別養護老人ホーム 淑徳共生苑
- 地域
- 千葉県千葉市
- 業種
- 特別養護老人ホーム
- 従業員数
- 106人(2012/11/1現在)
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