患者さんが寝静まった後が省エネタイム
健康管理と安全性が第一優先です

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

15%削減
2011年(2010年比)

省エネ施策

  • トイレ前のスイッチを増設して、必要な照明のみをつける
  • 夜間は電力の少ない常夜灯を使用する

省エネの背景


愛知県刈谷市で地域の中核病院として機能する辻村外科病院。 ムダをなくすことで大きな省エネにつなげたそうですが、患者さんの体調を優先する病院でどんな取り組みをしたのでしょうか。省エネ調査員の田中が達人を訪ねます。

省エネ施策

1 達人の行動に密着


田中調査員は看護師になったつもりで達人と一緒に院内を見回ります。 そこで達人が積極的に行っているのが照明の消灯。日中は外光が入るので廊下の照明を消灯しています。 夜間もトイレ前の照明のみの点灯で患者さんの安全に配慮しながら省エネをしています。

2 院長も積極的


省エネを先頭に立って進めているのは院長の辻村さん。800万円かけて屋上に太陽光パネルを設置。 消灯するだけでなく発電にも取り組んでいますが、元を取ろうというわけではなく、少しでも節電につなげられればという思いなのだと話します。

3 いちばん大切なのは患者さん

寝たきりの患者さんのいる病室は室温を含め管理にいちばん気をつかいます。設定温度に対して室温が高いと考えた田中調査員。 空調効率を上げるためにカーテンを閉めますが、部屋の中が暗くなってしまいました。 これではだめなんですと達人。 達人の技とは患者さんが気持ちよく過ごせることを大前提に、影響のないところで省エネを積み重ねることだったのです。

企業プロフィール

会社名
辻村外科病院
地域
愛知県刈谷市
業種
整形外科病院
従業員数
168人(2012/6/1現在)

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