今回の出演は静岡県裾野市にある裾野レジャーランド 一の瀬。温泉やスイミングプール、宿泊施設を備えた人気のレジャー施設です。
夏場は空調の冷気を逃がさないよう入口の自動ドアは停止し、お客さまを通用口に誘導する徹底ぶり。
達人の横山さんに施設の省エネポイントを伺いました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約20%削減
2012年(2011年比)
省エネ施策
- 夏場は自動ドアを停止
- 電力ピーク時に空調、照明を一括管理
- 宴会中は客室エアコンを停止
省エネの背景
省エネ施策
1 空調管理を徹底しています
食事や宴会のある18時~20時はお客さまが客室の空調をつけたまま食堂や宴会場にやって来るため電力使用のピークになりやすい。
そのため事務所で全館の空調を集中管理し、お客さまが不在の間空調をOFFに。
ただし客室に戻った際不快にならないよう、部屋に戻る前に空調をつけスタンバイしています。
2 客室でも省エネを実践
事務所からの空調管理のほかに客室側でも実践している省エネポイントが。
裾野レジャーランド 一の瀬では全客室にサーキュレーターを導入し空調と併用、冷暖房効率を上げています。
空調の設定温度も28℃で固定し、無理のない範囲でお客さまにも省エネを意識、実行していただきます。
3 必要なものだけ残す
客室の冷蔵庫は使わないお客さまもいるため、基本的にプラグを抜き、使用時のみ電源を入れてもらうようにしました。
カラオケルームに設置していた冷蔵庫もほとんど使用されていなかったため撤去。
お客さまにとって必要かどうかという視点で省エネアイデアを出し、実行しています。
4 省エネ実践は電気だけじゃない
裾野レジャーランド 一の瀬はお風呂が素敵な施設ですが、お風呂を沸かすのは重油ではなく薪。 廃材を薪として購入し、燃料にすることでリサイクルも実現しています。 そのほかにも太陽熱利用温水器を給湯の補助に利用。 将来的にはプールの水銀灯をLED照明へ入れ換え、ミストシャワーの設置、空調室外機への遮熱ネットの設置なども考えている達人。 省エネへの熱い気持ちを感じます。
企業プロフィール
- 会社名
- 裾野レジャーランド 一の瀬
- 地域
- 静岡県裾野市
- 業種
- 温泉宿泊施設
- 従業員数
- 73人(2012/5/1現在)
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