2020年7月15日更新 Vol.155

捨てないで!お茶がらの活用法

  • リサイクル・その他

もったいない

食後や休憩のときに飲むお茶。今ではペットボトルで手軽に飲めますが、やっぱり急須で入れた方が味や香りでは勝ります。そんなお茶ですが、入れ終わった後のお茶がらを皆さんはどうしていますか。実はお茶がらにはいろいろな効果があるため、捨ててしまうのは非常にもったいないのです。今回のコラムではお茶がらの上手な活用法を紹介します。

活用法1:香料にする

お茶は味だけでなく香りも豊かでリラックス効果があるため、匂い袋やアロマとしても活用できます。まずは枕に入れる方法です。乾燥させたお茶がらをこぼれないようにネットなどに包んで枕元に入れます。寝返りを打つたびに、ほのかにお茶の香りがして寝ている間も癒やされます。特に疲れている人におすすめです。また、お茶がらをネットなどに包んで湯船に入れると、入浴剤代わりになります。ただし、長い時間湯船に入れておくと、浴槽に茶渋がつく場合がありますので注意が必要です。

活用法2:消臭剤にする

お茶がらには消臭効果もあるため、消臭剤として使用することも可能です。魚焼きグリルや冷蔵庫、下駄箱など、臭いが強いところに置くとお茶がらに臭いが吸着し、いやな臭いがなくなります。消臭効果が続くのは1~2週間程度ですので、その期間が過ぎたら新しいお茶がらと取り替えましょう。

活用法3:掃除に使う

その他、掃除をするときにも使えます。湿ったままのお茶がらを玄関に撒き、ほうきで掃きます。湿ったお茶がらに埃やゴミがからみ、掃除がしやすくなります。また、先程紹介したように消臭効果もあるため、玄関の臭いを消してくれます。さらに、湿ったお茶がらをお茶パックに入れスポンジとして使えば、キッチンのシンクの汚れを掃除できます。汚れや油分が取れやすくなるとともに、消臭効果により生ゴミのいやな臭いも消すことができます。
以上のように、お茶がらはさまざまな活用法のあるアイテムです。お茶がらを積極的に活用することで、快適な生活を送りませんか。

関連動画