今回の出演は福島県福島市の老人ホーム ハッピー愛ランド。特別養護老人ホームや訪問看護、保育園と幅広く地域に密着したサービスを提供しています。
東日本大震災後のエネルギー不足をきっかけに、省エネに努めるようになりました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- クールビス、ウォームビスの実施
- 冷温水発生機の電源を早めに切る
- 太陽熱給湯システムを導入
省エネの背景
省エネ施策
1 省エネ委員会発足
施設長の意向で省エネ委員会を発足。震災後は電気・水道・ガソリンが思うように使えない状況でしたが、
『我慢をせずに無駄な物を省く』という利用者を第一に考えた姿勢で照明の間引きや不要箇所の消灯、そして館内のいたるところに省エネを呼びかけるポスターを設置しました。
2 利用者の負担にならない省エネ
達人はその他にムダを省けるところがないか自分の足で施設内を歩き回り、電気使用量を検証した結果、空調温度の管理をしている冷温水発生機に着目。 電源を切っても2~3時間は温風が出ることがわかったため必要のない時間帯は主電源をオフにしています。 利用者からは「本当に快適な室温です」という声が聞かれました。この取り組みで快適性を維持しつつ、電気料金と灯油料金約10%を削減しました。
3 国からの補助金も上手に活用
達人は国からの補助金を活用し、屋上に太陽熱給湯システムの設置を考案しました。水が50℃ほどまで温まった状態から沸かすので灯油使用量の削減が可能に。 朝から利用できるお風呂などに利用され、こちらも灯油料金約10%の削減に繋がりました。 これからも『我慢をせずに無駄な物を省く』を第一に省エネに励んでいきます。
企業プロフィール
- 会社名
- ハッピー愛ランド
- 地域
- 福島県福島市
- 業種
- 介護施設
- 従業員数
- 270人(2011/12/1現在)
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