今回の出演は、前回に引き続き千葉県東金市のスーパーマーケット村の市場 東金店。
電力ピーク17%削減に成功した達人である同店店長と、達人を支える社長の省エネ活動をご紹介します。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 夜間電力を使用して製氷機を効率よく稼働
- よしずと耐熱板の設置で節電
- 農業用スプリンクラーで散水
省エネの背景
省エネ施策
1 夜間電力を使用して製氷機を効率よく稼働
このお店のレジ横の製氷機にはほとんど氷がありません。他に稼働効率のよい製氷機があり、
これを使って夜間に氷をつくり、来客の増える夕方にレジ横の製氷機に移します。なるべく電気代がかからないよう工夫し、節電に努めています。
2 よしずと耐熱板の設置で節電
お店の側面のシャッターには陽が当たり、バックヤードが暖かくなっていました。そこで達人は5月によしずを設置し、
体感温度を2~3℃下げました。さらにシャッターの内側には耐熱板を設置し、体感温度を5~6℃下げることができました。
3 農業用スプリンクラーで散水
社長は、「いかにお金をかけず、効率よく省エネできるか」を考えて達人の省エネ活動を支えました。冷蔵ケースの室外機が夏の直射日光を浴びて高熱を出すことで、ムダな電力が発生していることに着目した社長は、室外機の上によしずを張って温度を下げるよう工夫しました。さらに農業用スプリンクラーを活用した散水や、種から育てたゴーヤのグリーンカーテン、また、収穫したゴーヤを料理にしてお店で提供するなど、 斬新なアイデアを元に徹底した取り組みを行います。その後、環境整備委員会を立ち上げ、従業員一丸となって省エネへの意識向上に努めました。これからもさまざまな知恵を生かした同店の省エネ活動は続きます。
企業プロフィール
- 会社名
- 村の市場 東金店②(スーパーマーケット)
- 地域
- 千葉県東金市
- 業種
- スーパー
- 従業員数
- 70人(2011/8/1現在)
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