野菜のエコな保存方法の続きです。
今回は上手な冷凍保存方法もご紹介します!
食料品のエコな
保存法をお教えします!②
- その他

切ったら冷蔵庫へ!

常温保存がおススメの根菜類でも、半分切って使った場合などは冷蔵庫で保管するようにしましょう。その際は切り口にラップをしておき、切り口の鮮度を保つと共に、エチレンガスが他の野菜にかからないようにしておくことも重要です。また、白菜やねぎなどの葉物野菜の場合、残り部分を少量の水に濡らした新聞紙でくるむと長持ちします。
低温に弱い野菜はこれだ!

ビニールハウスの普及により、なす、きゅうり、トマトなど果実を食べる「果菜類」は季節を問わず年中手に入るようになりました。しかし、これらの野菜の中には、低温に弱いもの(冷蔵庫で保管すると低温障害を起こし、傷んでしまう)、水に弱いもの(水に触れた部分から傷む)などがあります。以下を参考にしてください。
トマト | 水に弱い。水気のある野菜と一緒にしないように注意。 |
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なす | 低温に弱いので常温保存がおススメ。常温で傷む前に食べきりましょう! |
きゅうり | 水に弱い。立てて野菜室に保存しましょう。 |
オクラ | 低温に弱く、水に触れるとその部分が黒ずみます。 |
ズッキーニ | 低温に弱い。常温保存がおススメ。 |
しそ | 水に弱い。コップに軸の部分だけ水に浸かるように入れて保存すると長持ち。 |
冷凍保存のコツ

最後に、野菜に限らず食料品を冷凍し、長く保存する際のコツをお教えします!
冷凍の場合、注意したいのが長期保存時の「冷凍焼け」です。うすいビニール等で包むだけだと、食品が乾燥・酸化してしまい、おいしくなくなってしまいます。こうした冷凍焼けを防ぐため、市販の冷凍食品は厚めの包装がされているのです。
なので、食品を冷凍する際はビニールやラップなどで包み、さらに古新聞などでくるむと長期保存してもおいしく食べられます。新聞でくるむと中が分からなくなってしまうので、品名と冷凍日を書いて置けば完璧です!
なお、冬場になり、室温も下がると、冷蔵庫の内外の温度差が小さくなります。設定温度を上げておけば省エネですし、電気代が減らせますよ!
2016年のコラムの更新は、これが最後!来年は1月5日に更新を予定しています。
みなさんよいお年を!