今回は鹿児島県霧島市にある道の駅霧島 神話の里公園の省エネを紹介します。広大な敷地内には遊覧リフトや市内を一望できる展望広場、パターゴルフ場があり、大自然のなかでのんびり過ごすことができます。早速、浜口調査員は高台にある施設へ向かうと、天窓から爽やかな風を感じました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約16%削減
2014年(2013年比)
電力ピーク
約25%削減
2015年(2014年比)
省エネ施策
- 自然の風を利用してエアコンの使用を抑える
- 混雑状況や体感温度に応じて、こまめにエアコンを調整
- 電力ピーク時に園内を回りエアコンをオフ
省エネ施策
1 霧島錦江湾国立公園内の道の駅
2 エアコンの代わりに自然の風
こちらの施設は休憩所として利用されていますが、お客さんの「風が気持ちいい」という声を受けて、積極的に自然の風を利用。天窓を開けて風を取り込むことで、エアコンの使用を抑えました。一方、売店などが入るお客さんの多い施設では、エアコンを使用しています。どのような省エネの工夫があるのでしょうか?
3 状況に応じたエアコンの使用
以前は営業開始の9時からすべてのエアコンをつけ、暑い日には設定温度を18℃まで下げていました。現在は営業開始直後でお客さんの少ないレストランでは、10時からエアコンをつけるなど、ムダを省いています。基本的に設定温度は26℃。混雑状況や体感温度に応じて、こまめにエアコンを調整しています。
4 達人自らが園内を巡回して省エネ
電力ピークを迎える昼間の時間帯はスタッフの手が回らないため、達人は園内各所を巡りエアコンを調整しています。こうした達人の姿を見てスタッフの意識も高まり、いまでは互いにサポートしながら取り組んでいます。お客さんの快適性を重視しながら、みんなで協力して省エネに成功しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 道の駅霧島 神話の里公園
- 地域
- 鹿児島県霧島市
- 業種
- 観光施設
- 従業員数
- 23人(2015年4月1日現在)
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