今回訪ねたのは、山梨県の中央に位置する市川美郷町です。マルエスフリージングジャンクションは、冷凍・冷蔵倉庫の運営のほか運送も行っている会社。冷凍・冷蔵倉庫用の空調が合わせて10台稼働しています。どうしても必要になる電力ですが、それをどのようにして削減しているのでしょうか?
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約2%削減
2013年(2012年比)
省エネ施策
- 搬入搬出時はフィルム材で隙間を塞ぐ
- 日中は照明の一部を消す
省エネ施策
1 冷凍・冷蔵庫の運営に欠かせない電気
2 冷蔵庫全体は5℃にキープ
今回の省エネキーワードは「保つ」。こちらには冷凍倉庫と冷蔵倉庫、搬入口を設置している前室があります。まずは加工食品を保管している冷蔵倉庫へ向かい、温度を測ってみると5℃でした。達人は全体を5℃に保てるようにしているといいますが、ここではまだ省エネキーワードは出てこないようです。
3 空調への負荷を軽減したものとは?
続いて前室に案内されると、こちらも5℃。食品の積み込みを行うため、同じ温度に保たなければなりませんが、トラックと前室の間に隙間ができ温かい外気が入ってしまうそうです。そこで達人は、煮崩れ防止に使うフィルム材を詰めることで、温度の上昇を防いだのです。早速実践していただきましょう!
4 実際に温度を測定すると…
積み込み作業の前、フィルム材で完全に隙間を塞ぎます。作業終了後、外気温23℃に対して前室の温度は5℃を保てていました。ひと工夫加えることで前室の温度を保つ、まさにこれぞ達人の技!そのほか照明の使い方を見直し、電気使用量の削減に成功しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社マルエスフリージングジャンクション
- 地域
- 山梨県八代郡
- 業種
- 総合物流
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