山盛り氷で-3.3℃
サラダバーの鮮度を守るエコな工夫

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約18%削減

2013年（2012年比）

今回は神奈川県川崎市にあるステーキハンバーグ＆サラダバーけんを訪ねました。こちらは手頃な価格で食べられるステーキ、10種類の生野菜や惣菜、フルーツ、カレーなどの食べ放題が人気のお店です。
早速柏木調査員は、省エネキーワードの「山盛り氷」を探し始めました。

店内を探しているとバックヤードに山盛り氷を発見！こちらでは毎週650人分の氷が必要になるそうです。そこで達人は、お客さんの多い週末にまとめて氷をつくり、平日は製氷機のコンセントを抜いてます。しかし、省エネ活動はこれに留まらず、さらにこの氷を使って電力量の改善に取り組んでているといいます。

達人についていくと、サラダバーの下に山盛り氷を見つけました。生野菜は衛生上、温度を低く保つ必要があるため、サラダバーの下は冷蔵庫になっています。達人は冷蔵庫の温度を低く保ち、電気使用量を抑えられるよう氷を使って効率的に冷やしました。これが省エネキーワードだったのですね！

では実際に山盛り氷は、どれくらい効果があるのでしょうか？周りをビニールで囲った箱を用意し温度計をセットしました。このとき30.1℃だったのに対して、山盛り氷をなかに入れると26.8℃でした！こうして冷蔵庫への負荷を減らし、省エネにつなげていました。