2018年8月15日更新 Vol.86

気付いたらビショビショに!
冷蔵庫の結露対策

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冷蔵庫の中がびしょ濡れ…これはいったい…


冷蔵庫を開けたら内側の壁や入れていた食品がビショビショに濡れていたなんて経験はありませんか? これは『結露』といって、室内と冷蔵庫内の温度と湿度の差が原因で起こる現象です。冷蔵庫の扉がしっかり閉まっていなかったり、 袋物などが挟まっていたり、パッキンが劣化していたりすることで外気が庫内に入り、結露してビショビショになってしまうのです。

結露によっておこること


結露がおき、庫内の水分量が増えると、カビが発生しやすくなります。 また、外気が侵入し続けている場合、庫内の温度が上がり、電気を無駄に消費するだけでなく食品を傷めてしまうことに…。 さらに結露による水分で冷蔵庫の金属部分が錆びたり、冷凍庫内が凍りつくことで冷蔵庫本体の不具合に繋がってしまったりすることも。 食品を美味しく新鮮な状態に保つためにも、結露対策はしっかり立てておきましょう。

どうやって結露を防ぐか


まず、庫内の食品の詰め込みすぎに注意しましょう。 庫内にパンパンに食品を入れると扉が半開きになる可能性が上がるだけでなく、冷却効率も下がります。 そして食材はよく冷ましてから、水分の多い食材にはラップをかけて冷蔵庫に入れましょう。 また、庫内をしっかり密封するためのパッキンは消耗品なので、すき間ができていないか定期的にチェックすることも大切です。

最後に


暑い夏も飲み物や食べ物を冷たく冷やしてくれる冷蔵庫。 結露が見受けられなくても日頃から定期的に柔らかい布で庫内を拭くことで清潔さや冷却効率を保てます。 ご家庭の冷蔵庫もしっかりケアをして大切に使ってあげてくださいね。

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