温度計で店内30箇所の室温をチェック!
エアコンの微調整が毎日の日課です

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電力ピーク

30%削減
2012年(2009年比)

省エネ施策

  • 30個の温度計をもとにエアコンを調整
  • 電力ピーク時は、エアコンの台数を制限
  • 外灯を時間差でつけて、ピークを抑制

省エネの背景

今回は群馬県高崎市のパチンコ店、ビックつばめ 高崎店を紹介します。広さ1万平方メートルの店内には1千台のパチンコ・スロットが設置されています。 電気をたくさん消費するパチンコ店でどのような省エネ対策を行っているのでしょうか。 田中調査員はさっそく達人の真下主任のもとへ。温度計を駆使してエアコンの省エネを実現した達人です。

省エネ施策

1 設定温度チェック

まず設定温度が何℃かをバックヤードで確認します。 バックヤードにはエアコンのパネルがずらりと並んでいますが、すべて設定温度が28℃になっています。 聞けば以前は20℃の設定だったところを達人は試行錯誤の末、この温度にたどり着いたそうです。 しかし一気に8℃も設定温度を上げて、大勢のお客さんで賑わう店内の気温は大丈夫なのでしょうか。

2 店内には30個の温度計が!

達人はエアコンの効きを確認するためになんと店内30箇所に温度計を設置しているとのこと! なんでも、この温度計で行う温度確認が電力ピーク時の省エネにつながるのだそう。 ピーク時は10台あるエアコンのうち、決められた4台をOFFにして電力使用量を抑えています。 さらにスタッフたちはインカムで連絡を取り合いながら温度計でこまめに室温をチェックし、設定温度を調節しています。

3 省エネは屋外でも


達人は屋外の照明にも着目。以前はエントランス部分の照明などは、夕方一気に点灯していましたが、 必要な照明から時間差でつけることで電力ピークを抑えています。 温度計によるこまめな温度チェックと照明の工夫で達人は契約電力の30%削減に成功しました。

企業プロフィール

会社名
ビックつばめ 高崎店
地域
群馬県高崎市
業種
パチンコ店
従業員数
70人(2010/10/1現在)

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