今回は大阪府大阪市にある能勢鋼材株式会社の省エネを紹介します。鋼材卸売業を営むこちらの会社の強みは、小ロット・多品種・短納期。共創共栄を合言葉にお客さんとの信頼関係を築いています。
省エネキーワードである「組織力とコミュニケーション力」について調査していきます!
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約11%削減
2015年(2013年比)
省エネ施策
- 業績アップ委員会の立ち上げ
- 外出時は照明やパソコンを消す
- 機械の電源の切り忘れをチェック
省エネ施策
1 製造業の「困った」を一貫支援
2 業績アップ委員会とは?
社内には複数の委員会があり、達人は「業績アップ委員会」に所属しています。そこでいろいろな意見を出し合い実行して、社内の省エネ意識を向上させているといいます。「業績アップ委員会」は、事務所や工場などさまざまな部署で働くスタッフで構成。毎月1回、経費の削減方法について会議を行っています。
3 エアコンの設定温度を周知
なかでも重要な課題が電気代で、省エネについても話し合われています。まずエアコンの温度設定をルール化し、スイッチの周りに「冬20~23℃」といったシールを貼って省エネを呼びかけるなど使い方を改善しました。スタッフは「温度を下げてしまう方にも協力してもらえるようになりました」と話しています。
4 事務所と工場で省エネに協力
照明には紐をとりつけ、外出などの際に個別で消せるようにしています。パソコンのディスプレイにも「節電中」の看板を立てかけるようにし、省エネ意識の向上に役立っているのだそうです。工場では切断が終わった後、委員会のメンバーが中心となって機械の切り忘れがないか呼びかけるなど、全体で省エネに取り組んでいました。
企業プロフィール
- 会社名
- 能勢鋼材株式会社
- 地域
- 大阪府大阪市
- 業種
- ステンレス鋼材加工・卸売
- 従業員数
- 84人(2015年7月1日現在)
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