入居者に寄り添ったサービスで省エネ?
お風呂の使い方も工夫しています

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

15%削減
2014年(2010年比)

ガス使用量

15%削減

省エネ施策

  • 入居者の生活に合わせてエアコンをオンオフ
  • 風呂の温度調節方法を変更

省エネの背景


今回は神奈川県横浜市の特別養護老人ホーム 太陽の國ほどがやの取り組みを紹介します。 約80名が入居するこの施設では、一人ひとりのライフスタイルに合わせて質の高い介護サービスを提供しています。
省エネキーワードは『無駄のない快適環境の追求で電気使用量15%削減』。サービスの質を維持しながらどんな取り組みをしているのでしょうか。

省エネ施策

1 自動制御で快適性を確保


入居者の快適性と安全性を意識した省エネを心がけていると話す達人。 まず取り組んだのはエアコンの使い方。以前は共用部のエアコンを日中常に稼働させていましたが、稼働と送風を自動制御するシステムを導入し、快適な環境を維持しながら電気使用量を約10%削減しました。

2 スタッフの意識も大切

制御装置による削減を進める一方で達人は、スタッフの省エネ意識も大切だと話します。 実際に作業をしているスタッフに声をかけてみると利用者が部屋に戻る前に事前準備をしているところでした。スタッフは担当している利用者の好みの温度や照明の具合をすべて把握。 快適な空間を作りながら無駄なエアコンや照明は小まめに消して省エネを心がけています。
その他にも廊下や事務所の照明を間引き、利用者の立ち入らないバックヤードの照明は消灯、 共用部のエアコンの温度を集中管理するなどで電気使用量約15%の削減に成功しました。

3 電気の次は水道!

電気使用量削減の次は施設で使用する水の半分を占めるお風呂。追い炊き機能がないため、以前はぬるくなったお湯をあふれさせながら適温のお湯を注ぎ足していました。 ぬるくなったお湯を少し抜き、高めの温度のお湯を注ぎ足すことで水道使用量8%、ガス使用量15%の削減に成功しました。

企業プロフィール

会社名
太陽の國ほどがや
地域
神奈川県横浜市
業種
老人ホーム
従業員数
65人(2012年12月1日現在)

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