今回は大阪府大阪市にある介護老人保健施設 ヴァンサンクの省エネを紹介します。人と人との触れ合いを大切にする、100名が入居できる老人ホームです。天井を見てみると照明が間引きされているのに気づいた浜口調査員。日中は光が差し込むため省エネしていると達人はいいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約10%削減
2014年(2012年比)
省エネ施策
- 電力ピークの対策でスタッフの省エネ意識が向上
省エネ施策
1 人と人との触れ合いを大切にする
2 職員も自主的に省エネに参加
以前はすべての照明をつけていましたが、昼間に十分な明るさが保たれている場所は消灯しています。こうした取り組みは省エネ活動をしていくなかで、職員から生まれたアイデアだそうです。さらにこちらでは電力ピークを抑える活動も行っているそうです。
電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。
3 電力ピーク時は各機器を調整
1日のなかでもっとも電力を使うのは13時過ぎ。その原因は厨房の食洗機でした。この時間は昼間で気温も高くエアコンもフル稼働。消費電力を確認すると数値が跳ね上がりました!すると達人はコピー機やプリンター、製氷機の電源をオフにしていきます。
4 職員が施設内を巡回する
さらに電力ピークを内線で伝え、職員にも協力を要請。入居者の部屋を回り、つけっぱなしの電気がないかチェックします。こうした取り組みをきっかけに、職員一人ひとりの省エネ意識が高まり日頃から電気の使い方を気にするようになったのです。
企業プロフィール
- 会社名
- 介護老人保健施設 ヴァンサンク
- 地域
- 大阪府大阪市
- 業種
- 介護老人保健施設
- 従業員数
- 88人(2014年5月1日現在)
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